「ライト、ついていますか」を読んだ

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

この本には「問題発見の人間学」という副題が付いている通り、
問題解決ではなく、問題発見の心得に着目した書籍。

TL;DL

これは誰の問題なのか?問題はどこから来たかを自問し、
何が問題なのかを見極める事が重要。

心得

以下、本の中のキーワードをメモ

  • 問題とは「望まれた事柄と認識された事柄の相違」である
    • 問題は見方(欲求・認識)を変えることで解決する可能性がある
  • 解決(方法)を問題の定義と取り間違えるな
    • 人が問題だと言っていることが本当の問題とは限らない
  • 誰の問題か?
    • 本当にあなたが解決しなければいけないのか
  • 問題はどこから来たのか?
    • なぜこの問題が起きたのか
  • 結論に飛びついてはいけないが、自分の第一印象は無視するな
  • 全ての解答は次の問題の出所
    • 新しい視点は必ず新しい不適合を作り出す
    • 最も重要なことは問題は解決されることがないと知ること。しかし、考えることを止めなければは大したことではない
  • もし人々の頭の中のライトが付いているなら、ちょっと思い出させてやる方がごちゃごちゃ言うより有効

問題は解くより発見する方が難しいし、面白い。

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