「UNIXという考え方」を読んだ

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

古典を読んだ

基本的な9つの定理

  1. スモール・イズ・ビューティフル
  2. 1つのプログラムには1つのことをうまくやらせる
  3. できるだけ早く施策する
  4. 効率より移植性を優先する
  5. 数値データはASCIIフラットファイルに保存する
  6. ソフトウェアを梃子(てこ)として使う
  7. シェルスクリプトによって梃子(てこ)の効果と移植性を高める
  8. 過渡の対話的インターフェースを避ける
  9. すべてのプログラムをフィルタとして設計する

小定理

  • 好みに応じて自分で環境を調整できるようにする
  • オペレーティングシステムカーネルを小さくする
  • 小文字を使い、短く
  • 紙のドキュメントを用いない
  • 沈黙は金
  • 同時に考える
  • 部分の総和は全体よりも大きい
  • 90パーセントの解を目指す
  • 劣るほうが優れている
  • 階層的に考える

まとめ

徹底して、「小さく小さく」「一つのことをうまくやらせる」べしと唄っている印象を受けた。
オブジェクト指向設計の基本原則「単一責任の原則(Single Responsibility Principle)」にもリンクする気がする。