「UNIXという考え方」を読んだ
- 作者: Mike Gancarz,芳尾桂
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2001/02
- メディア: 単行本
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古典を読んだ
基本的な9つの定理
- スモール・イズ・ビューティフル
- 1つのプログラムには1つのことをうまくやらせる
- できるだけ早く施策する
- 効率より移植性を優先する
- 数値データはASCIIフラットファイルに保存する
- ソフトウェアを梃子(てこ)として使う
- シェルスクリプトによって梃子(てこ)の効果と移植性を高める
- 過渡の対話的インターフェースを避ける
- すべてのプログラムをフィルタとして設計する
小定理
- 好みに応じて自分で環境を調整できるようにする
- オペレーティングシステムのカーネルを小さくする
- 小文字を使い、短く
- 紙のドキュメントを用いない
- 沈黙は金
- 同時に考える
- 部分の総和は全体よりも大きい
- 90パーセントの解を目指す
- 劣るほうが優れている
- 階層的に考える
まとめ
徹底して、「小さく小さく」「一つのことをうまくやらせる」べしと唄っている印象を受けた。
オブジェクト指向設計の基本原則「単一責任の原則(Single Responsibility Principle)」にもリンクする気がする。